大人ニキビは終わりの見えない戦い?! 今が青春の証?!

今考えると不思議で仕方ありません。どうして中高生のころにあれほどニキビにあこがれたのか。

でも、当時は「どうしよう。つぶすべき?」やら「大きくなって痛いねん」とかいうクラスメイトの会話がすごく大人びて聞こえて、ニキビは大人になる過程で誰にでもできるものと思っていた私は、いつまでたってもツルンとしている自分の顔を見るたびに、なにやら取り残されてしまったような気がしてならなかったのです。

ニキビはできる人とできない人がいると知ったのは、母に「私もパパも若いときにニキビができんかったから、あんたも大丈夫。できへんわ」と言われたからでした。ちゃんと成長してないからニキビができないわけじゃないと少し安心しましたが、やっぱりニキビの悩みトークに参加できないのが寂しかったのを覚えています。

ニキビのお年頃を過ぎ、ニキビ跡に悩む友達を見ると、ニキビができなくてよかったなんて思っていましたが、ニキビって10代特有のものではなかったんですね。

20代半ばを過ぎたころに、ホルモンバランスが崩れる周期にはいると必ずと言っていいほど同じ場所に赤いボッチができるようになりました。「大人ニキビ」です。大人ニキビの困ったところは、ニキビができたからと言って、働く女は化粧をしないわけにもいかず、清潔にしておかなければならないのに、ニキビの上から化粧下地やらファンデーションやらを塗らなければならないところ。

なので、メイク落としにはいつも以上に時間をかけて入念にしています。2度洗い不要のクレンジングでメイクを落とした後、再度洗顔。敏感肌なのもあって、大人ニキビ用の洗顔フォームは、いくら「敏感肌用」と謳っていても怖くて使えないので、天然由来の固形石鹸を使用しています。洗顔後は触ってつぶしてしまわないように絆創膏を貼りつけます。

もし、まかり間違ってつぶしてしまった時は、恥ずかしくても潔く化粧もあきらめて絆創膏を貼ったままで日中もいるより仕方ありません。なぜなら、大人ニキビは「シミ」になるからです。若いころなら、よっぽどでなければ皮膚が再生できたのでしょうが、お肌の曲がり角を何度も曲がってきた肌では無理のようで、すでに二つほどシミを作ってしまいました。

10代のニキビは終わりがある程度わかりますが、大人ニキビの終わりは全く見えてきません。大人ニキビをからかう友達や家族には「私は今が青春やねん!」と応えるものの、あと数年は、肌を清潔に保ち、ビタミンや水分補給に心掛けていくしかないなぁと思いながら「あぁ、めんどくさっ」と心の中でつぶやくのでした。